安土城の外観見学再開

(2019/12月 改)

2019年5月より、伊勢忍者キングダム(三重県伊勢市)内に再現された安土城は改修工事の為、城内および外観の見学を中止させていただいております。ただ、未だに安土城の外観だけでも見学、記念撮影を、とのご要望の声が多く寄せられ、内装解体工事が一旦、落ち着きましたので、安全を確保しながら下記の期日より安土城の見学を再開することといたします(内装工事が始まるまでのしばらくの間)。この機会に原寸大で現代に再現した織田信長の安土城をご覧いただければ幸いでございます。




※復元安土城について:

安土城の焼失についてははっきりとしたことがわからないため、当時の文献や資料、同時期の城郭から研究や推測するという方法でいくつかの安土城復元案が提唱されています。

そんな中でこちらの安土城の再現には宮上茂隆氏の案をベースにしております。  

◎宮上茂隆氏

wikipediaより抜粋⇒宮上茂隆(みやがみ しげたか)氏、1979年 東京大学より工学博士号。日本建築史の研究や復元などを行なった。83年、20年がかりで大坂城本丸の設計図面を復元。

東京文化財研究所>宮上茂隆紹介 大坂城本丸設計図のほか、掛川城天守閣の復元設計などに携わったことが紹介されています。

※参考文献としては『安土日記』『ルイス・フロイス日本史』などを資料としているようです。

※織田信長や豊臣秀吉が天下を治めた時代を安土桃山時代と言い、室町時代と江戸時代の間の約30年ほどの短くも凝縮された時代です。


※当お城は織田信長が現在の滋賀県に建てた「安土城」をこの伊勢の地に(当時の伊勢戦国時代村が)再現した施設です。また安土桃山城、伊勢安土城、二見城という名称のお城ではございませんので、誤解のないようよろしくおねがいします。また、これが完全な再現としての正解かどうかもわかりませんが、資料や文献を元に概ねこうだったんじゃないか、というできうる限りの資料をかき集めて莫大な予算をかけて現代に安土城を再現した、という事実として存在しています。原寸大で再現されたそのたたずまいを、伊勢志摩方面にお出かけの際に眺めていただければ幸いです。

※当安土城天主閣へ行くには伊勢忍者キングダムへの入場が必要です。窓口にお越しください。


<お問合せ>

伊勢忍者キングダム(旧 伊勢安土桃山城下街)

電話 0596-43-2300